大阪本社Tシャツ事業部
配色に使えるかも?補色、反対色のお話し
こんにちは。
当ブログで何度か色の組み合わせについてご紹介させていただきました。
今日はその色の組み合わせがより効果的になるかも?というお話しをしていきたいと思います。
「補色」、「反対色」という言葉は一度くらい聞いたことがあるかと思います。
これを理解して使用する、あるいは理解したうえで使用しないことで、配色がもたらす印象も変わってきます。
直感的な事も大事ですが、知っておいて損はないはずです!
【補色】
補色とは、色相環の正反対にある色のことを指します。
色相環とは下の画像のように、色を円環状にグラデーション配置させたものです。
この時に正反対同士にあたる色が補色です。
補色は色相差が最も大きいので、お互いの色を目立たせる効果があります。黄-紫、赤-緑、青-橙色などの補色配色は非常に目立ちます。
【反対色】
補色は色相上正反対に位置する色でしたが、反対色は色相だけでなく明度や彩度も反対に位置する色のことを言います。
大雑把に言うと。補色の両隣の位置関係にある色を反対色と覚えて貰って差し支えありません。
ちなみに、白の反対色が黒です。
(色相環を何色で構成するかによっても厳密度が違ってきますので、悪しからず・・・)
さて、なんとなく補色、反対色の事が分かってくると自分の身の回りにどのようなものがこれらの関係性において成り立っているのかと気になるところ。
オリジンはTシャツやユニフォームの製作を行っているので、これらの視点で幾つかご紹介します。
NBAのロサンゼルスレイカーズ。いわゆる「レイカーズカラー」なんて呼ばれ方もしていますが、黄色と紫の補色関係にある色を基調としたユニフォームにしております。
MLBのニューヨークメッツ。こちらは青と橙色の補色関係にある色を基調としたユニフォームです。
旧太洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)のユニフォームに渋い配色のものがあります。緑-橙色の反対色カラーを採用しています。
どちらもお互いを引き立て合っていますね!
Tシャツの色やプリントの色に困った時には、是非参考にしてみてください。
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それでは今日はこの辺で!